人間愛が溢れる映画です。劇中「人は互いに誰かを必要としている」という台詞があったけど、これこそが、全編を通してこの映画を貫くテーマであると思う。


家族4人のうち、娘のルビー意外は「ろう」という家庭。喧嘩もするが、愛情で満ち溢れている。健聴者のルビーは、社会とのコミュニケーションを図る上で、家族にとって大切な存在。家族のため、自分の人生のために、どのような選択をすべきか?


この映画のもう一つのテーマは多様性を受け入れる社会だ。
今風の言い方をすれば、「ダイバーシティ&インクルージョン」であり、設定の根幹に関わる重要なテーマだ。

 

音が聞こえない親を持つ子供のことを「Coda」と呼ぶらしいが、音楽記号の「Coda」(独立して作られた終曲部分)の意味あいも含まれている。
ジョニ・ミッチェルの楽曲が心にしみる。(★★★★☆)

◎Coda コーダ あいのうら公式サイト