キネマの神様観てきました。山田洋次監督らしい、とっても暖かい映画でした。主人公は沢田研二演ずるゴウですが、それ以外の全てのキャストの人生が丁寧に描かれていて映画の奥行きを感じさせられます。
「青春時代と晩年が映画という媒体を通じて繋がっている。」そんなシチュエーションが映画ファンにはたまりません。原田マハの原作も読みましたが、時代を反映した脚色があり、若干異なる感じです。

キャストでは永野芽衣ちゃんがとてもキュートでかわいかった。映画全盛だった時代の映画にかける情熱も感じられます。古き良き松竹らしいのイメージも感じられます。
そんな中で、沢田研二が志村けんに見えてしまうシーンが何度かあった。これは志村けんを想定して書かれた脚本ということもあるだろうが、沢田研二自身が、ゴウではなく、志村けんを演じているにではないか?
志村けんが演じていたら、間違いなく彼の代表作になったに違いない作品。そんなプレッシャーもあったのかもしれない。

映画を愛する人は、きっと自分の人生を愛せる人だ。(★★★★☆)