日比遊一監督の「名も無い日」を鑑賞した。監督の熱意と思いが伝わってきた。
この作品は監督自身のことを映画化しており、名古屋が舞台になっている。物語は、ニューヨークでカメラマンとして活躍している長男(永瀬正敏)が弟の訃報で帰郷するシーンからはじまる。弟は孤独死だった。なぜ、弟(次男:オダギリジョー)は死んだのか?家族や友人と再会し、限られた手がかりをもとに、弟の生活をたどる長男。兄としての自責の念にさいなまれながら、自分がどういきるべきかを見つめ直す。

オール名古屋ロケでこれだけのキャストが出演した映画は過去にはなかったのではないでしょうか。
同窓生との再会や見慣れた風景や名古屋弁がとても身近で、とても人ごとには思えませんでした。

決して快活な映画ではありませんが、キャストの何気ない一言一言が、心にしみる魂のこもった秀作です。(★★★☆)



◎名も無い日:公式ホームページ