国際ピアノコンクールを舞台に繰り広げられる4人のピアニスト達の物語、場面のほとんどはコンペティション会場。挑戦する理由はそれぞれだが、ピアノと音楽に対する情熱は同じのはず?物語の進行としては特異ではなかったが、4人の心象がとてもわかりやすく描かれていた、役者のキャスティングもさることながら、やはり主演の松岡茉優の演技が特に良かった。演奏自体はもちろんプロのものだが、演奏中の体の使い方などは、良い感じだった。ボブカットの髪型はアリス=沙羅・オットーを意識したわけではないだろうが、なんとなくダブってしまった。それから、ストーリー展開に合わせ劇中で演奏されるクラシック音楽のフレーズがとても良い、これは小説では表現できない演出。タイトルの蜜蜂と遠雷の意味も考えながら見ていただくと良いです。(★★★★)