こんな風習が沖縄にあったなんて、この映画を見る前は知らなかった。監督はガレッジセールのゴリこと照屋俊之。風葬後、4年後に骨を洗って弔う。故人の葬儀によってバラバラになっていた家族が集まり、家族の絆や自分の存在をそれぞれが確かめあいながら、自分が生まれてきた意味やこれからの人生を見つめ直すのだ。
お笑い出身の監督らしく、シリアスの中にもクスっと笑えるユーモアをコントのように入れるところは見事で、このギャップが、ある種の人生哲学を語っているようにも思えた。
監督のメッセージを一番感じたのは、あのラストカットである。きっと映画を作る前から、このラストカットは決めていたに違いない。ネタバレになるから書けないが、これから映画を見られる方は、見逃さないように。(★★★★)



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