今年も個人的に恒例の映画ランキングを発表します。今年の外国語映画鑑賞本数は24本。

第1位「SEARCH」(4.5点)
第2位「スリー・ビルボード」(4.5点)
第3位「ダンガル きっと、つよくなる」 (4点)
第4位「デトロイト」(3点)
第5位「ウィンドリバー」(3点)
第6位「テルマ」(2点)
第7位「悪女」(2点)
第8位「ボヘミアン・ラプソディ」(2点)
第9位「シェイプ・オブ・ウォーター」(2点)
第10位「1987、ある闘いの真実」(1点)


【コメント】

スリー・ビルボードに決まると思いきや、SEARCHの斬新さ、サスペンスホラーとしての面白さが それを上回った。注目作品は、ヨアキム・トリアーのテルマ、悪女などがあった。     

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【監督賞】 作品名
[アニーシュ・チャガンティ] (「SEARCH」)
【コメント】

若干27歳のインド系の監督。 その斬新さはM・ナイト・シャラマンを思い起こさせる。

 

【脚本賞】
[マーチン・マクドナー] (「スリー・ビルボード」)
【コメント】

2018年の映画賞の脚本賞を総なめにしているだけあった。 娘を失った母親の罪悪感、行き場のない怒りにとどまらず、そこに暮らす人々の人生を社会的視点で見事に描いていた。

 

【主演男優賞】
[ラミ・マレック] (「ボヘミアン・ラプソディ」)
【コメント】

フレディの特徴をよくぞ、ここまで表現した!仕草の研究がすばらしい。

【主演女優賞】
[サリー・ホーキンス] (「シェイプ・オブ・ウォーター」)
【コメント】

口がきけない意志の強い女性、怪物に恋をするという特殊な役を見事に演じていた。
【助演男優賞】
[サム・ロックウェル] (「スリー・ビルボード」)
【コメント】
アカデミー主演女優賞は彼の助演がなければ、取れなかったかもしれません。

 

【助演女優賞】
[ニコール・キッドマン] (「聖なる鹿殺し」)
【コメント】

苦悩する彼女の演技は、ラースフォントリアーの ドック・ウィルを思い起こしてしまいます。

 

【音楽賞】
[QUEEN](「ボヘミアン・ラプソディ」)
【コメント】

映画を見終わったあと、しばらくQUEENを聞いていた。 過去1000年のベストソング、ボヘミアン・ラプソディの楽曲のすごさを再認識。

【ブラックラズベリー賞】
「オーケストラ・クラス」
【コメント】

今年もっとも期待はずれ度が大きかった。なさけない教師、学級崩壊、 感動もなかった。

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【後味悪いで賞】
[聖なる鹿殺し] 
【コメント】

映画的には面白かったですが、あと味悪すぎです。