今までありそうでなかった、映画音楽についてのドキュメンタリー。ハリウッド中心なので、若干偏りがある気もするが、映画の歴史と共に発展してきた映画音楽というジャンルについて、作曲家や映画監督のインタビューを使い資料性の高い作品に仕上がっている。
無声映画の時代、映画館で生演奏されていた時代から、現代に至るまで、音楽は映画にはなくてはならないものであり、映画の出来を左右するものであることは言うまでもない。
映画音楽は我々の記憶に残り、音楽を聞いただけでその映画のシーンや感動が即座に蘇る。
歴史的な点では、やはり、ジョン・ウィリアムスのフルオーケストラ演奏による作品が、大きな転換期であることがわかる。
スター・ウォーズやスーパーマン、ジェラシック・パークなどテーマから続く音楽は、単なるサウンド・トラックに止まらない楽曲としての音楽性を高めている。
この映画でポイントとなるのが、作曲家目線での映画音楽ならではの創意工夫や仕事に醍醐味についてである。映画音楽のルールとは何か?そしてそのルールの真の意味はなんなのか?それぞれの視点から大変興味深い話がきけるので、その点も注意して鑑賞していただけると良いと思う。(★★★☆)
