1,000年のベストソング投票で1位に輝いた「ボヘミアン・ラプソディ」。映画「ボヘミアン・ラプソディ」はこの名曲を生み出した、フレディ・マーキュリーとクイーンの結成からその後の活躍と苦悩を描いた作品だ。フレディが他界してから、クイーンは何度もテレビなどで取り上げられているので、その活動の概要は知っていたつもりであったが、こうして、フレディの視点から彼の半生を追体験させられると、やはり感極まるものがあった。ライブエイドなど、実際の映像を見た事があったので、それは超えられないと思っていたが、当時のディテールが見事に再現されており、物語としてリアリティがあった。フレディをはじめ、ブライアン、ジョン、ロジャー4人のメンバーの特徴がよく再現されていて、それぞれの個性が台詞やシーンの中からよく伝わってきた。
ゲイとしての苦悩や生い立ちに関するコンプレックス持ちながらも、メンバーや家族、恋人、ファンの為に全力で立ち向かっていくフレディの姿、そして音楽を通じて響きあうメンバーとの熱い絆に心揺さぶられる。(★★★★)
