日日是好日。この言葉の真の意味を、茶の湯を通して感じる映画である。樹木希林と黒木華、二人の演技がすばらしい。樹木希林は本当のお茶の師匠のようで、長年お茶をやっていた?かのようだった。対する黒木華も呼応するように自然体で、自分らしい生き方に悩む女性を丁寧に演じている。映画の多くはお茶のシーンであり、日本の四季おりおりをその中で感じる事ができる。
毎日を大切に生きていれば、答えは自然に見つけられる。自分と向き合う事の大切さ、今を受け入れる事の大切さを感じながら、一個人としての生き方についてを考えさせられる映画である。

映画を通じて、樹木希林から黒木華に女優としての大切なバトンが渡されたような、そんな気がした。(★★★☆)