1973年、こんなテニスの試合が行われていたとは知らなかった。このころは日本でも「ウーマンリブ」という言葉を良く聞いた。森田健作主演の「おれは男だ!」(1971)で、よく台詞の中にこの言葉が出てきた事を記憶している。男性至上主義の男性と女性の社会的自立や男女平等を主張する女子テニスチャンピオンがそれぞれの威信を賭けて戦う。今思うと考えられない理由だが、この出来事がアメリカ社会に与えた影響は大きいだろう。また、LGBTという性の問題もドラマ性を高める上で重要な要素になっている。キャストでは、女子テニスチャンピオンビリー・ジーン・キング役のエマ・ストーンと相手役のシニアプレーヤー、スティーブ・カレルが良い演技をしている。。二人どこまで実際にプレーをしているかはわからないが、二人ともそれなりに形になっている。いずれにしても、こういった社会的な問題をエンターテインメントとして、決着をつけるという所はアメリカらしくて面白い。(★★★★)

 

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