【映画】坂道のアポロン

テーマ:

物語がとてもよく出来ている。この時代のこの場所で、実際にありえそうな話だ。そして、音楽(JAZZ)と青春。希望と不安を常に抱えながら、様々な壁にぶつかる。複雑な家庭環境、それぞれの恋、そしてかけがえの無い友情。青春映画の全てが揃っています。特に劇中で演奏される音楽はとても分かりやすい。
テーマとして演奏されるモーニン(アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ)は私が学生の頃、ジャズトランぺッター先輩から「ジャズを知りたいなら、まずこれを聞け!」とカセットテープを渡された思い出深い楽曲であり、モダンジャズの代表的な曲だ。

主人公の二人と小松菜奈の演技も良く、それぞれが、それぞれのキャラクターの特徴をうまく演じていた。クライマックスも予想を裏切る展開で、時間の経過と彼らのその後の人生を暗示させる。少し出来過ぎな所もあるが、個人的には好みの作品だ。(★★★★)

 

◎坂道のアポロンホームページ