きっとクリント・イーストウッド監督は、この事実を映画にしないではいられなかったのだと思う。2015年に実際に起こった、パリ行きの特急列車で起こったテロ事件。これを阻止した3人の米国人のヒーローが自ら出演し、現実を再現する。今までこんな映画を観た事がない。記録映像なのか、フィクションなのかわからない不思議な感覚になる。
この作品は、勇敢な3人のヒーローがどのような半生を送ってきたかをふまえながら、この事件の裏にある、社会や人の人生にとってとても重要な事を教えてくれる。

主役の3人はもちろん役者ではないはずなのに、違和感がまったくない。これは、本人(経験者)から出てくる自然な立ち振る舞いなのだろう。映画を見終わった後、三人に拍手を送りたくなった。(★★★★)

 

◎15時17分、パリ行き ホームページ