carol
女性が女性にあこがれ、恋をする。それだけではない。一人の女性が女として幸せに生きるにはどうすべきか?本当の愛とはなんなのか?
偶然の出会いから二人は惹かれ合い、お互いの生き方を尊重しあいながら関係が始まっていく。

この映画を語る上で主演のケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの演技の素晴らしさは外せない。特にドラゴンタトゥーの女のルーニー・マーラーの目で訴える演技にはグッと来た。
そして秀逸なのがふたりの視線を生かすカメラワークの素晴らしさだ。遠くからのまなざしや、視点の切り替え、役者目線でのクローズアップなど、心理的な距離感と二人の感情がグイグイ伝わってきて、気がつくとそんな二人の世界に引きずり込まれていた。
ドラマの最後はお互いにとって良い結論を出さなければならないのだが、そんな中むかえるラストは意味深で心を揺さぶられた。(★★★★)

◎キャロル公式ホームページ