ODESSEI
絶対に生きる事をあきらめない。そんな究極のシチュエーションと言ってもよいかもしれない。現状を直視し、知恵と勇気で困難に立ち向かっていく姿に感動する。そしてこの作品のもう一つの見所が、宇宙科学的な映像だ。火星や宇宙、爆発や嵐の映像などリアリティにこだわっているのが良くわかる。マッド・デイモン演ずる植物学者ワトニーが化学反応で水を作り、乗組員の排便を肥料にジャガイモを育てるといった実験的な要素も興味深い。
また、全体として悲壮感を感じないといったところも、この作品の特徴だろう。一般的にこういう映画は悲壮感が出るものだが、そういった感じは受けなかった。勇気と希望をもつには、まず気持ちが大切だということなのだろう。(★★★★)


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