
登場人物はハイウェイを運転する男一人。いわゆるワンシチュエーションで制作された作品だ。カメラは男が車に乗り込み目的地に向かう間の86分間をリアルタイムで追い続ける。全ては車内での電話のやりとりのみである。刻一刻と状況が変わり、夜のハイウェイ、移動中といった状況が独特の緊張感を醸し出す。
スピルバーグの「激突」以降、様々なワンシチュエーションが作られてきたが、本作のアイデアは日常のシチュエーションであるだけに、どのようなドラマを描くかが勝負だ。
内容も秀逸で、電話でのやり取りだけでなく、自分との対話のシーンを効果的に織り交ぜる事によって、彼が今まで生きてきた人生や人格が手に取るようにわかる。
最後はどうなるのか?
絶望と希望。緊迫と静寂が入り交じったリアルな86分間です。
主演のトム・ハーディの演技も素晴らしかった。(★★★★)
◎オン・ザ・ハイウェイ公式サイト
激突! [Blu-ray]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

¥2,037
Amazon.co.jp
オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~ [Blu-ray]/ポニーキャニオン

¥5,076
Amazon.co.jp