麻雀
麻雀放浪記は1984年の作品。鹿賀丈史、真田広之、加賀まりこ、大竹しのぶ。みんな若い。真の博打打ちの人生を描いた作品だ。戦後復興期のドヤ街を舞台に、博打を生業とした商売人が全てを賭けて戦う真剣勝負はまさに「悪漢」だ。先の見えない戦後のこの時期、なにか、現在の日本に似ているような気がした。先が見えないからこそ今を大切に生きる必用がある。今風に言うなら「Now & Here」だ。この映画のような捨て身の勝負はそう簡単には出来ないが、ここぞという時の思い切りなど、学ぶべき所は多いかもしれない。
麻雀をうっている時間の経過や空気感がとてもリアルに感じる。
モノクロの効果がうまく生かした秀作だ。(★★★★)