himawari1983年高校三年生。ほぼ私と同じ年代の青春映画。しかも映画にまつわる話と聞いて期待していた。観客は思っていた以上に年配者が多い。物語は東京で働くシナリオライターが友人の病気をきっかけに、30年ぶりに故郷にもどり、昔の仲間と再会し、昔を懐かしむといったよくある内容だ。
映画の大半が30年前の回想シーン。80年代の懐かしい電化製品やレコードが懐かしい。管理教育まっただ中で、学校は規則だらけ。とまあ、こんな感じで昔を懐かしく思い起こさせるシーンはよかったんですが、全体的な構成と脚本がちょっと厳しかったですね。予定調和で先が読めてしまうのは良しとしても、台詞が説明的でエキストラの演技がつらい。まるでテレビの再現ドラマを見ているようでした。主演の常磐貴子は普通っぽい演技はとても好感がもててよかったですが、予算がなかったせいか全体的に暗いイメージでカット割りも単調、手持ちのカメラワークもゆらゆらゆれて気になった。無駄なシーンも多く、感情移入できなかった。期待が大きかっただけに少し残念。音楽は良かったです。(★★)

◎向日葵の丘 1983年・夏ホームページ