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今朝TV番組で、警官に追われている難民の足をひっかけ転倒させ撮影したハンガリーのTVカメラマンのニュースが流れていたが、この映画と少しだぶった。現場の出来事をより劇的にするために故意に現場を工作するのだ。このカメラマンがどんな意識でこんな事をしたのかはわからないが、ナイトクローラーに登場するパパラッチ、ルイスはニュースの価値を高めるため、自らが事件を工作するのだ。人の命など二の次であり、いかに衝撃的で、高く売れる映像を取る事を優先する。まさに、サイコパス。
始めは交通事故現場のねつ造からはじまり、殺人、銃撃とエスカレートしていく。
この映画で感じたのは、アメリカの報道に対する商業主義敵な考え方と、銃社会アメリカの恐ろしさだ。現実にはここまでの事はないだろうが、倫理観を疑う事故現場の映像を平気でON Airする感覚は理解しがたい面がある。フィクションとしてはスリルとサスペンスがあり面白かったが、実際にはあってほしくないものだ。
エンディングは予定調和でなく、こうくるかという感じであったが、なんとなく釈然としない気持ちにもなった。(★★★★)