bigeyes
私は、ティム・バートンのファンタジー映画よりも、ビッグ・アイズのような作品の方が好きだ。この作品は、画家マーガレット・キーンの実話を元にした映画であるが、バートン自身、彼女のファンであったようだ。ストーリーはシングルマザーのマーガレットが、絵描きとして生計を立てる為に、詐欺師?ウォルターと結婚し、彼女の作品ではなく、彼作品として発表することによってビッグ・アイズが人気となっていくという。まさに、嘘のようなほんとの話。ウォルターは自分が画家だと偽りマーガレットと才能を利用したのだ。クリエイターからしてみると人の作品を自分のものとして発表し、富と名声を得るなどという許しがたい行為だ。シングルマザーが一人で生きて行くという事が社会的にとても苦しい時代、仕方が無い決断であったのかもしれないが、苦難と葛藤を乗り越え、一人の女性、母、そしてBig Eyesの作者として社会的に認められ、自立して行く姿が心地よい。(★★★★)