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エモンド・ヒラリーによるエベレスト初登頂を追体験する。映画ビヨンド・ザ・エッジはまさにそれをリアリティをもって体験することの出来る作品だ。まるで全体がドキュメンタリーのように構成され、実際の記録映像をうまく挿入する事で、現実感を表現している。言いようのない恐怖とチャレンジとの葛藤。エベレストへのアタックはまるで自分もいっしょに同行しているような錯覚をも覚えさせる。そして、エベレストの頂上にたつ瞬間。何とも言いようにない達成感を感じた。頂上に立つとはこういう事なのか。青い空と眩しい太陽。眼下に雲を見下ろし、山脈の稜線を見渡す360度のパノラマビュー。素晴らしい。
人間が生きられる場所ではないからこそ、その風景は絶対的な意味を持つ。三浦雄一郎の世界最高齢の登頂や竹内洋岳の無酸素登頂がいかに超人的な事なのか。映画を見て改めてその凄さを再認識させられた。(★★★☆)