この映画は、TV番組用に撮影された1995年、スティーブ・ジョブズがApple復帰を果たす前年に取られたロングインタビューを丸ごとおさめたものだ。70分の映像だが、濃密な内容。冷静に自己を振り返りながら、人類がすべき事やその未来について語っている。一つのアイデアを魅力ある製品として作り上げて行くには何が重要なのか、マイクロソフトにん足りないものは何か、日本企業や先駆者から学ぶ事など、興味深い内容も多かった。
このインタビューからを見て感じる事は、彼が人との出会いや、一つ一つの経験をとても大切にしているという事だ。普通の人なら、良かった、感動したで終わってしまうところなのだろうが、彼はそれを自分の価値観をもって分析し、自分の肥やしにしていってしまうのだ。
彼の有名な言葉、
「点と点が将来どこかでつながると信じなければなりません。
自分の勇気(根性)、運命、人生、カルマ、何でもいいから、信じなくてはなりません。」
があるが、このような言葉が発せられた意味が、このインタビューからよくわかる。(★★★☆)
ロスト・インタビュー スティーブ・ジョブズ 1995/講談社

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