anna
トルストイの長編小説「アンナカレーニナ」の映画化。過去にも映画化されている作品だが、主演にキーラ・ナイトレイを起用し芸術性の高い作品に仕上がっている。時間の流れや物語の進捗を舞台的な手法と、カメラワークによって、主人公アンナを中心とした、揺れ動く男女間の愛欲的な心理描写をディテールカットなどを多用して見事に表現している。
いい味を出していたのは、アンナのカレーニンを演じていたジュード・ロウ。寛容な政府高官を淡々と演じる役作りが、感情的に揺れ動くなアンナを引き立てている。
とはいえ、内容が内容だけに、1回見ただけでは、なかなか理解しにくい面もある。
やはり、内容を理解した上で見た方が良い映画なのだろう。(★★★☆)