ご存知、スティーブン・キングの名作、キャリーのリメイク。キャリー役をキック・アスのクロエちゃんが演じるというので、期待して見に行った。映画は期待通りの出来で、初作に比べ、恐怖感は少なかったものの、現代のデジタル技術の力で、エンターテインメント性が格段の良くなっていた。筋は分かっていても次はどんな演出でくるか?をワクワクしながら見た。
キャリーと母親との関係性や心理的なディテールカットも効果的に使われていたし、なんとも言いようのない違和感もよく伝わってきた。そしてなによりスピード感があった。
母親役のジュリアン・ムーアの神経質な感じの演技も良い。
パーティでのクライマックスからラストまでは、キャリーに目が釘付けになった。
物語の側面としては、いじめという社会的問題があり、キャリーが超能力で報復をするという展開である。冷静に見るとやはり、とても哀しい物語である。
初作が公開された頃、世はまさにユリ・ゲラーなどの登場など超能力ブームであり、キャリーに続く形でスキャナーズなど多くの超能力映画が制作されていた。今見ると若干クラシックな感じがないでもないが、演出の妙もあり、とても面白かった。
問題のラストカットは、見てからのお楽しみ。(★★★★)
◎キャリー1976予告編