$芸術に恋して★Blog★-hajimari木下恵介監督、生誕100年を記念して制作された作品。映画、「はじまりのみち」は太平洋戦争下、映画監督の木下惠介が映画監督を辞め、再び監督として復帰を決意するまでの数日間を描いた作品である。
好きな事を仕事にして、みんなに喜んでもらう。これは人として本当に幸せな事だ。それでも、時代という現実が彼の行く手を阻み、人生を迷わせる。そんな彼を救うのは、家族であり、彼の作品を見て感動した人々である。
病気の母をリヤカーにのせて50キロあまり先の疎開先まで、あるく道のり、彼を支える兄と便利屋との出来事が中心に描かれる。
便利屋の役を演じた濱田岳がとてもいい演技をしている。木下恵介役の加勢亮、母親役の田中裕子の演技もさることながら、便利屋の彼の存在なくして、この作品は語れないだろう。
映画としては木下恵介の映画監督としての再出発、本当の意味での「はじまりのみち」を表したものに過ぎないのであるが、それだけでも生誕100周年の今年、彼の功績や人間木下恵介をプロフィールを知るには充分だろう。私は二十四の瞳しか見ていないが、他の作品も見てみたくなった。人間愛に満ちた彼の人間描写や台詞はいつまでの心にひっかかり続ける。(★★★☆)
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