実にワイルドなファンタジーだ。いずれ海に沈んでしまうバスタブ島で生まれ育ったハッシュパピーを中心に、生きるとはなんなのかを純粋に考えさせてくれる。生きる為には食わなきゃ行けない、食う為には戦わなくちゃいけない、そして人は人生を分かち合わなきゃいけない。そして愛がなければならない。
ハッシュパピー役のクヮヴェンジャネ・ウォレスの負けん気な表情と立ち向かって行く勇敢な演技がとてもよかった。
生まれた時から逆境。戦わなければ生きて行けない。人生は厳しい、でも優しい。そんなかざりけのない、純粋なストーリーと彼女の演技が前向きに生きる為の勇気を与えてくれる。(★★★★)