放課後の高校、生徒たちは部活動に励む。誰にいわれるでもなく、自分のやりたい事をただ、一生懸命に頑張るのだ。自分の好きな事にがむしゃらに、それぞれの目標に向かって頑張るのだ。そんな生徒たちの青春の姿をカメラがそれぞれの視点で映し出して行く。
大人になると、失われてがちな夢。そんな夢を追い求める事の大切さをあらためてこの映画は教えてくれる。
「桐島、部活やめるってよ」この一見すると風変わりなタイトルの桐島は自分の中にいるもう一人の自分。
主演の神木隆之介は映画の中で映画部で監督を務める冴えない監督役を演じているが、彼の映画をとる姿勢が進んで行く物語の展開の中でとても効いている。
俯瞰で見てみるとこれは、映画とは何なのかを表しているようにも思えてくるから不思議だ。
昨年この作品は、日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲得しているが、そんなところも玄人うけしたのかもしれない。(★★★☆)