この映画、見る人によっていろんな感じ方ができるのではないかと思う。私はこの映画「連れ合い」という視点で見た。お互い別々の人生を送っていた二人が夫婦になる。ただ同じ方向を向いていっしょに生きて行ければそれでいいのに、日々の出来事やお互いの夢や価値観が食い違ってくると足並みが崩れる時がある。そんな男女の恋愛模様が田舎の日本家屋を舞台に繰り広げられる。この映画ではムコ役の向井理、ツマ役の宮崎あおいの他に、対比としていくつかのカップルが登場する。妻が認知症?の熟年夫婦。妻が引きこもってしまった中年夫婦。そして幼なじみの二人。それぞれの世代が違っても同じ時期を同じ場所で過ごしている事には変わりない。
その中で見えてくる共通なこと、それはお互いを思いやる気持ちなのだろう。
男と女というのは、性質が異なるから面白いし、惹かれ合うのだと思う。そんな事をじんわり感じさせてくれる作品であった。(★★★☆)
今回の宮崎あおいはとても素に近い気がした。デビュー作の「ユリイカ」を思い出した。
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きいろいゾウ/小学館

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