
子供の頃夏休みに毎年見ていたおなじみのアニメ「妖怪人間ベム」。これが、実写版ドラマから劇場版映画でどんな感じになるのか?巷の評判も良かったので、見てみる事にした。
亀梨くんのベムは別として、杏のベラ、鈴木福のベロは本作アニメのイメージに近い。特に、杏おベラは、キャラクターをうまく掴んでいる。
基本的にはドラマ版とあまり変わらないが、映画劇場版ならではの面白さもあった。単純に上映時間が長い分、それだけ踏み込んだ演出ができるわけで、オープニングのバスジャックのシーンからして見応えがあった。また、おなじみのイントロもアニメに比較的忠実でよかった。
こうして改めて映画で見ると、結構深いテーマが隠れている事に気づく。人間は善と悪の心を両方持っているという前提。逆説的に言うと、善と悪を持っていないと人間にはなれないという事。単純ではあるが、子供の頃、良い事と悪い事の区別がつかず、それを親が成長の過程で教えていくのであるが、この妖怪人間ベムはまさにそういったコンセプトが妖怪人間という奇抜な設定でこれを表現していたのだ。正直子供の頃はそんな事はわからず、ただベムたちがやっている善行を悲劇のヒーローとして見ていただけだ。今の大人は、子供の見本になるような事をどれだけしているだろうか?(★★★☆)
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