$芸術に恋して★Blog★-silk
これを映画作品として評価するのは難しいが、新たな試みとしてとても面白いと思う。プロデューサーとしてジェームス・キャメロンが参加しているという事もあって、3D映像の取り方や表現はとてもすばらしかった。シルク自体を生で見た事がない私でもその芸術性の高さはよくわかったし、臨場感も伝わってきた。そしてここから見るべし!といったようなカメラアングルからの撮影は通常の公演では絶対に見る事は出来ないだろう。
構成としては、謎のピエロからもたった一枚のチラシをきっかけにサーカスの世界に迷い込み、そのチラシに写っている男性(サーカスの王子様?)を探すといった話になっている。不思議の国のアリスのように、次々とサーカースの演目に遭遇していくのである。

シルクを映画化したのにはそれなりの意味があるのだろう。
制作者側からみれば、3D技術を使って、シルクの迫力のある立体的な映像をどこまで再現できるかへの挑戦であるし、3D映像でしか見る事の出来ない映像を撮ることへの興味がある。
もちろんカメラアングル、カメラワークはもちろん、スローモーションなどの映像技法も駆使できる。
シルク側としては、シルクのプロモーション映像になるばかりではなく、シルクファンに対しても、ラスベガスでしか見る事のできない"O""KA"などの演目を堪能してもらう事ができる。

いずれにしても、サーカスの芸術性と究極の身体的パフォーマンスによって、従来のサーカスを総合エンターテインメントの最高峰にしたシルク・ドゥ・ソレイユのすばらしさを感じる事ができる映画である事は間違いない。(★★★☆)

◎シルク・ドゥ・ソレイユ3D公式ページ

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