$芸術に恋して★Blog★-アルゴちょうど私が高校生の頃の話だ。イラン革命時のイランアメリカ大使館人質事件。その中の実際の救出劇を描いた実話が『ARGO』。大使館が占拠される直前6人の職員が逃げ出した。彼らはカナダ大使館に身を隠すが、見つかれば命はない。CIAによって、彼らの救出作戦が検討されるが、それがなんと、映画をつくるという設定でCIA職員がプロデューサーとしてイランに入国し、ロケハンのスタッフとして出国させるという前代未聞の作戦だ。映画はもちろん偽モノだが、絵コンテから脚本まで、イランでの撮影の必要性まできっちり考えられている。
嘘がばれれば、即惨殺。ぎりぎりの駆け引きが続く、タイムリミットが迫る中の綱渡り、ハラハラドキドキのサスペンスだ。
この物語は実話をもとにしていると言ったが、ノンフィクションのようなフィクションという言葉が言えるくらい大胆な作戦だ。もちろん嘘がばれれば即惨殺だ。

「映画をつくっているスタッフになりきる事が生きて帰るために最も需要な事」といったような台詞があったが、命をかけた演技指導、まさに死ぬ気で演技する事を要求されるのだ。

この作品を見た後、スピルバーグの『ミュンヘン』という映画を思い出した。この作品も良かったが、ARGOのハラハラ感は映画『スピード』のようでもあった。(★★★☆)

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