$芸術に恋して★Blog★-togani
トガニとは韓国語で熱で金属を溶け合わせる、坩堝(るつぼ)という意味らしい。なぜこんなタイトルがこの作品に付けられたのか?それは映画を見ればよく分かる。坩堝を別の解釈をすれば「逃げ場のない閉塞された世界」といういうことも出来、その中では考えられないような行いが、人知れず繰り返し行われているのだ。
この作品は実際にあった話であると前置きされるが、これが事実ならとても信じられない。虐待にもほどがあり、とても大人の行いではないからである。しかも最も立場の弱い子供たちを自分たちの欲望のために手をかけ、まわりも保身のために、その行いを黙殺で加担する。
子供たちはだれかに助けを求めることもできないしゃべることができない聴覚障害を持つものばかりだ。
主人公の美術講師カンを演じるユン・ユの純粋な演技と子供たちの悲痛な叫びが心に突き刺さる。実際韓国では、この映画のヒットにより、再調査が行われ現在も大きな社会問題として議論がなされている。
劇場には手話で会話をする方々の姿も見られた。(★★★☆)