
映画「別離」は離婚調停をしている夫婦が別居中におこるトラブルによって、家族とはなにか?夫婦とはなにか?を考えさせられる作品である。
その中には、子供の問題、介護の問題、仕事や生活の問題など家族を守って行く上でさけては通れない問題が存在する。
この作品、映画的に言えば、法定ものであり、サスペンスでもあるのだが、行き着くところは家族の愛の話である。
愛する人を守る為についた小さな嘘が問題を複雑化し、判断を難しくする。
家族とはいえ、それぞれは独立した人間であり、夢や価値観、人生観は同じではない。
時には家族のために自分を犠牲にしなければならない事も当然あるだろうし、それが家族というものなのであろう。
分かり合えそうで、分かり合えない。家庭を守る為にはどのような選択をすべきなのか?その答えは視聴者に預けられる。(★★★★)