千住家にストラディヴァリウスが来た日/千住 文子

¥1,470
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タイトルのとおり、この話は芸術家家族として知られている千住家にストラディバリウスが来た日までの実話を小説風に描いた本だ。ここに出てくるストラディバリウスとは、1716年製のデュランティと呼ばれる300年前の楽器である。そして、このバイオリンを弾く事になるのがバイオリニストの千住真理子だ。
この本を読んでつくづく思ったのは、ストラディバリウスがその持ち主となる奏者を選んでいるように思えてしかたがなかったという事だ。この楽器は300年もの間、だれにも弾かれる事もなく眠っていた幻の楽器であり、そう簡単に手に入るものではない、価格にしても億単位であり、この楽器を求めるバイオリニストは何人もいた。それが、日本に、千住家に届く。そしていくつかの偶然が重なって手に入れる事になるのだ。
これは、単に高額なバイオリンを購入するだけの話ではなく。芸術を求める千住家にとっての運命の選択なのだ。まさにドラマだ。(★★★★)

この物語は映画にもできるような気がしたので勝手にキャストを考えてみた。

千住真理子:蒼井優
母 文子:宮崎淑子
父 鎮夫:舘ひろし
博:西村秀俊
明:玉木宏

どうでしょう。(笑)