信楽の「宗陶苑」に行ってきた。ここは、日本最大規模の11室の登り窯がある窯元だ。私自身、登り窯を見るのは初めて、残念ながら窯たきが終わった後だったので、中身は空っぽだったが、窯の内部の構造などはじっくり見る事ができた。信楽焼のイメージは狸と茶褐色の地肌をした焼き物だが、これには信楽でとれる土の特性が多いに関係している。宗陶苑の方に聞いてみたところ、信楽の土は不純物が少ないため、高温(1300~1400℃)で窯物を焼く事ができる。そのため焼き色が濃い茶褐色になるらしい、窯元の方はこれを「炎の色」と話していた。また、不純物が少ないことは、大型の焼き物にも適しているため、狸などの大きな焼き物をつくるのにも向いているそうだ。手作り教室などもやっているようなので、今度は自分で作品をつくってみたい。

炎芸術 No.88 信楽焼きの冒険/著者不明

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