$芸術に恋して★Blog★-CUTこの映画、ビターズエンド配給で、青山真治が脚本に参加しているという事で興味を持った。主演は西村秀俊だが、いつもさめた感じの役が多かった彼が、本作では殴られ屋という激しい役どころに挑戦している。そして何より、西村秀俊演じる秀二の映画への愛情とも言うべき強い思いが、映画ファンの心をくすぐる。劇中で彼がプライベートの上映会を開催する際、拡声器で映画の現状を訴えるのであるが、このあたり映画ファンの声を代弁しているようでうれしくなる。

確かに最近の映画は商業主義の色合いが濃くなり、映画の為の映画ではなくなってきている。彼流に言えば、映画は芸術であり、シネコンで上映される映画は娯楽映画ばかりで芸術性を感じられないということになるのだろう。邦画に関しても、私が感じるところでは2007年ころまでは芸術性を感じる映画があったが、ここ数年は、邦画も娯楽化が進んでいるのか、芯のある映画が少なくなった。

話を映画に戻すが、後半100本の映画が次々と紹介されるが、このあたりは映画ファンにはたまらないところかもしれない。私も一所懸命見ていたが、さすがに全てはわからなかった。こうやって見ると、まだまだ見なければ行けない名作があるとつくづく思う。(★★★☆)
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