$芸術に恋して★Blog★-zaboga
ロボゲイシャの井口昇監督の次の題材はなんと電人ザボーガー、少しマニアックなかつてのヒーローだ。私もなんとなくテレビドラマの記憶があるが、その時のチープなテイストを壊さず、最新のSFXで迫力のある映像を作っているところが面白い。今見るとほっぺたが赤くなりそうな台詞が次から次へと飛び交い、思わずにやりとしてしまう。そして井口監督ならではのロボットやサイボーグのグロっぽい演出が炸裂する。
物語の校正は25年前のザボーガーの誕生の秘密からなる物語と、25年後の現在の物語の2つのストーリーからなっている。ザボーガーを操る主人公大門役が青年期と熟年期で変わるところのギャップも面白い。特に熟年期を演じた今絶好調の板尾創路の体をはった冴えない演技は、同年代の私としては思わず応援したくなってしまう。この2つの物語を並べることで見えてくるのが、善と悪のテーマである。結局時代は変わっても大人はずるいし、そうせざるを得ない大人の理由もある。これを電人ザボーガーというロボットが客観的に見ている人間臭い部分がなんとも味があっていいのだ。(★★★☆)

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