$芸術に恋して★Blog★-misson8
ミッション:8ミニッツ」は、デビッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズの監督作品。前作の「月に囚われた男」では、その独特の着想と展開のおもしろさで、多くの映画賞を獲得している。
今回の作品でも、彼の特徴がよく表れていた。爆弾テロ事件の犯人を暴くべく、爆弾テロの犠牲者になった死ぬ直前の8分間の意識に潜入し、犯人を探す。
繰り返される8分間の出来事。少しずつ手がかりを掴み、犯人を見つけ出す。同じ出来事が何度もリピートされる映像は、観客にミステリーの謎解きを考えているような錯覚を覚えさせる。いつのまにか、主人公と一緒に犯人はだれかと考えてしまう。そして、彼がどんな状態でこのミッションに望んでいるのかが徐々に明らかになるにつれて、もう一つの社会問題的なテーマが浮き彫りになってくる。そしてラストの意外な展開。悲惨な出来事を扱いながらも、人間的な救いを感じさせる演出がにくい。(★★★☆)
月に囚われた男 [Blu-ray]/ケヴィン・スペイシー(ガーティの声),サム・ロックウェル

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