
登場人物3人と銃弾1発でここまでおもしろい脚本を書くとは。アリス・クリードの失踪の監督、J.ブレイクソンは本作品の長編映画デビューで、今後注目を浴びる新人映画監督になったのは間違いないだろう。
物語はアリス・クリードの誘拐事件を犯人側から描くサスペンスドラマであり、超緊張状態の人間の心理状態を見事にストーリーの中で描ききっている。
撮影セットもよく考えられており、アリスが閉じ込められる部屋や廃墟のような倉庫など、監督の映画センスがよく出ている。監禁部屋はデビット・リンチの作品を研究したそうだが、そう言われてみると、映画「ブルーベルベット」の部屋のイメージに似ているように思える。
3人の俳優の演技もすばらしく、この脚本の役柄を見事に演じている。特にアリス役のジェマ・アータートンの迫真の演技は見ごたえがあった。(★★★★)
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