尾道から船で40分。尾道市の南端の島、生口島に到着した。この島は古くからの地名の「瀬戸田」と呼ばれており、船の行き先もこの名で示されてあった。瀬戸田は、アートの島とも呼ばれており、最近ベネッセが開発を行って有名になった直島のモデルとなった事でも知られている。数はそれほど多く無いが、街の中心街と海岸沿いにいくつかのアート作品が展示してあった。
瀬戸田にはその他いもいくつか名所がある。向上寺三重塔、耕三寺博物館、未来心の丘などだ。向上寺の三重塔はこの島のシンボル的な存在であり、この島出身の世界的日本画画家、平山郁夫氏もスケッチを残している。これらの名所の中でとくに不思議な印象をうけたのは、世界的に活躍する環境彫刻家、杭谷一東が設計、製作した「未来心の丘」。
イタリア・カッラーラで採掘した大理石で作られており、少し離れた場所から見ると、まるでギリシャの神殿のように見える。
大理石の白が反射して眩しかったが、俗世とは異なる一種独特の異空間を感じることができた。
