今年も名作がデジタルリマスターで上映されている。今回は1991年に公開された「ポンヌフの恋人」。もう20年も前の作品になってしまった。この映画私が映画見るようになったきっかけになった作品の一つだ。ストーリーの設定の斬新さもさることながら、とにかくアーティスティックなのだ。ポンヌフの橋からの水面、フラン革命200年を祝う花火、燃え盛る炎、二人を照らし出す木漏れ日。
描写されているものは決して美しいものではない、むしろ汚いものなのだがアート的な美しさを感じてしまう。
物語は、天涯孤独のホームレスと目の病と失恋に苦しむ女性画家の恋愛物語である。このホームレスという、利害が存在しえない世界での純愛の激しさ、気まぐれな女に愛のチカラでたたみ込む男の純真な心に胸をうたれる。レオス・カラックスのアレックス三部作の中でも最高傑作と言われるこの作品。まだ見ていない人は是非みてほしい。(★★★★)
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