$芸術に恋して★Blog★-あしたのジョーあしたのジョー、ほぼ期待通りの出来栄え。ストーリーもほぼコミックの原作に近い形で描かれており、TVアニメで放映された79話の要所はしっかり押さえてあったように思う。かなり飛び飛びの印象はうけたもののファンの期待どおりのセリフ回しは、みていてぞくぞくした。

今回の映画化ではやはりキャスティングでほぼイメージは出来上がっていたように思う。そしてそれぞれが、期待通り役になりきっていた。
矢吹丈役の山下智久と力石徹役の伊勢谷友介はともにかなり体を絞ってるのが見た目でわかる。役作りのために肉体的に相当な努力をしたはずだ。白木葉子役の香里奈、マンモス西役の勝矢もほぼイメージどおりだった。しかし、なんといってもこの映画を引っぱったのは、丹下段平役の香川照之である。
一歩間違えば、映画を台なしにしてしまう可能性のある漫画でしか表現できないような役であるが、これを見事にこなしている。部類のボクシング好きでということもあってか、スパーリング風景やセコンドのシーンは本物だ。また、声がアニメの段平に似ていた。話し方や抑揚の付け方など、かなり練習を積んだにちがいない。

原作を知らない人はちょっとストーリー展開が唐突な感じに思えたかもしれないが、私を含めファンにとってはたまらない作品に仕上がっている。(★★★☆)

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