
スーパーマンやバットマンなどアメコミ映画はいろいろあったが、どうしても、正義のヒーローやその背景に非現実感やうさんくささを感じてしまい正直感情移入できなかった。しかし、このキック・アスはそんな感情を高校生というピュアな視点からストーリーを組み立てているところがとても良い。そして、ニコラス・ケイジとクロエ・グレース・モンティの二人の裏ストーリーが相乗効果を発揮し、物語をダイナミックで内容の濃いエンターテインメントにしている。
一見コメディのように思えるが決してそうではない。『正義』をテーマにしたシリアルな物語だ。
特にヒットガール役のクロエのアクションはCGや特殊撮影を行っているとはいえ、見ごたえがあった。
脚本も見事で、映画ファンをニヤっとさせるこまかい台詞が随所にでてくる。また、途中、平面のイラストレーションを使った3D映像がつかわれパートが効果的に使われているシーンがあるが、こんなところはアメリカンコミック自体の良さが感じられておもしろい。
アメコミ系の作品も多く見てきたが、キック・アスはその中でも最もおもしろかったといっても過言ではない。(★★★★☆)
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