池袋で開催された印刷技術協会主催の『PAGE2011』に参加した。PAGEには、ほぼ毎年参加しているが、印刷業界の厳しさを反映してか、個々数年、出展企業や来場者数がだんだん減少しているように思う。今年のテーマは『情報デザイン新時代』という事で、主に電子書籍やクロスメディアといった視点での情報活用ビジネス的な内容となっていた。
特に電子書籍は、iPadやGALAXY Tabの登場によりそのインフラが登場し徐々に普及しだしたこともあって、これに関する技術や情報についてのビジネス提案が多かった。
Adobeブースでも、IndesignやDreamweaverから電子書籍のフォーマットを書きだすPublisherの情報などが人気を集めていた。
2010年は電子書籍元年と言われているが、現状ではインフラや大日本印刷とドコモなど大手の電子書籍販売体制が固まってきたに過ぎず、問題のコンテンツに関しては著作権や出版社との関係性などさまざまな課題が残っており、これからどうなっていくかも不透明な状態だ。
電子書籍の市場規模は、現在500億円といわれているが、そのほとんどはケータイコミックであり、今後1400億程度まで拡大するとの予測もあるが、どの陣営が主導権をとるかは予測がつかない。
コンテンツを制作する側にとっても、各インフラにあわせた開発が必要となるため、それに対応していかなければならないだろう。
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