$芸術に恋して★Blog★-sitiriaシチリア!シチリア!』はニューシネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレ監督の集大成とも言うべき作品なのだと思う。それはこの作品自体が彼自身の半生を思い起こして作られているからだ。
本題は『BAARIA』。監督の故郷の街だ。主人公のペッピーノは監督のニックネームであり、彼自身である。そして描かれている物語は故郷への愛情、シチリアへの愛情、そして家族への愛情にあふれた人生賛歌である。
物語はペッピーノの少年時代から老年期までの人生を追っていく。それぞれの時代で、それぞれのドラマが展開されていくが、その背景には20世紀半ばのイタリアシチリアの情景がまるで印象派の絵画のように描かれる。
そして、切ない叙情的な音楽もあいまって、シチリアに行ったことのないのに不思議なノスタルジーを感じてしまう。
これぞ映画という感じですばらしいのだが、全体的に淡々と進んでいくので、少し退屈な印象をうけた。また、日本人にはその文化と歴史が、なかなか実感として理解しにくい面もあるのでちょっと残念。(★★★☆)

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