ヤマトファン待望の映画化となった「Space Battle Ship ヤマト」構想20年とも言われるこの作品。ストーリーはさておき、なかなかエンターテインメント性のある作品に仕上がっていた。キムタクと黒木メイサの古代とユキの恋愛劇もわかりやすくてよかったが、なんといってもVFXがいい。あらためて日本のCGのレベルの高さを実感する。多分CGだけでみれば、ハリウッド映画に負けないくらいの出来になっていたと思う。インディペンデンス・デイやスターウォーズで見たことのあるようなカットも多々あったが、メカニカルな映像表現にはそれなりに迫力を感じた。
ただ、脚本と浪花節的な人間ドラマがいただけない。アニメだとそれほど違和感なく受け入れられるが、実写となるとそのあたりがしつこく仇となる。また、アニメでの名台詞を無理やり時間内に詰め込んだ感があり、つながりがぎこちない。
14万8000光年を138分で描くのにはもう少し脚本を練り直す必要があったようだ。(★★★)
松本零士監修 「宇宙戦艦ヤマト」 大クロニクル/著者不明

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