$芸術に恋して★Blog★-ウィリーウィリー・ロニスは戦後フランスを代表する写真家だ。彼のなんともいえないノスタルジーを感じるモノクロームの世界に私はとても共感した。どうしてこんな写真がとれるのだろう。生活する人々のシルエットがまるでモノクロの夢のような不思議なリアリティを感じさせる。
彼の作品には動きがある。今にも動き出しそうな、まさに流れる時間の瞬間を切り取ったように見える。
これだけの瞬間をとらえるには、よほど写真を撮る前にイメージがないとできないはずで、しかもそのタイミングをとらえ、構図も見事だ。
彼は昨年99歳のこの世を去ったが、かれの作品は永遠にその当時のフランスの人々の生活を生き生きと伝え続けるだろう。

◎京都現代美術館

Willy Ronis: La Vie En Passant/Sylvia Bohmer

¥5,292
Amazon.co.jp