
今年は、密入国関連の映画が多い。フローズンリバーはカナダからアメリカへの密入国だったが、「闇の列車、光の旅」はメキシコからアメリカへの密入国を取り上げている。密入国の手段は列車によるものであるが、当然のことながら命をかけた旅になる。
また、この映画は貧困にあえぐメキシコの裏組織の縄張り争いや組織で生きていくための忠誠や、おきてなどを踏まえながら、メキシコ貧困層の社会的問題が重要な背景になっている。
主人公カスペルは組織のトラブルから命を狙われ逃走を余儀なくされる。そんな彼に助けられるのが家族で密入国をするサイラである。
密入国の理由は違うがが二人は道連れとして国境を目指す事になる。
この映画は全体的な構成がすばらしい。無駄なカットはほとんどなく、ドラマが展開される。
このうような列車での密入国は現実に起こっているのだろうか?
あまりの映画のリアルさに、そんなことを考えてしまう。(★★★★)
同じような社会的背景で「そして、ひと粒のひかり」という映画があったが、これはコロンビアが舞台になっていた。
そして、ひと粒のひかり [DVD]/カタリーナ・サンディノ・モレノ,イェニー・パオラ・ヴェガ

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