$芸術に恋して★Blog★-flowers映画FLOWERSは人気女優6人が昭和という時代を背景に、ある家系を題材にその時々の女性の幸せや人生について描いた作品であった。
この映画は、見る前に公式ページなどで、登場人物の相関関係をある程度認知しておく事をおすすめする。
この作品は描かれている時代が昭和11年から平成21年まで、親子3代を行ったりきたりするので、それを整理しながら見ていると疲れてしまうからだ。映画の中でその関連性を示すシーンは出てくるものの、それを見逃すとどうなっているかよくわからなくなってしまう。

簡単な相関関係は、蒼井優がおばあちゃん、その娘が3人で竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵となり、仲間由紀恵の孫娘にあたるのが、鈴木京香と広末涼子ということになる。

パートは蒼井優の章、竹内結子と田中麗奈の章、仲間由紀恵とその子供達の章の3つに大きく分かれる。
この中で映像的に一番興味深かったのは昭和44年頃を描いた、竹内結子と田中麗奈が仲間由紀恵がからむシーンだ。製作会社ロボットお得意のVFXを駆使した映像と、当時の映画を彷彿とさせるテクニカラーのような色調、そしてその時代のファッションや生活スタイルは、とてもリアルで完成度も高いと思った。

問題の女性の生き方についてのシナリオについては、ドラマなどで良く扱われる題材(ストーリー)をミックスした感じで、いまひとつ面白みにかけていた気がしたが、昭和という時代の女性の生き方とその置かれてきた環境を通して妻として、母として、社会人としての女性の幸せとはなんなのかといった事については充分理解する事ができた。(★★★)