
オープニングの映像がとても気にいった。49歳で電車の運転手になった物語。そんなプロローグを感じさせる味のある映像だった。
主演は中井貴一、同期入社の新人運転手に三浦貴大が演じている。このふたりの対比がとてもよかった。夢が叶った人間と夢に敗れた人間だ。この対比が次々に起こる人生の試練の判断のものさしになる。
49歳になって、初めて自分の夢に真正面に向き合い。すべての肩書を捨てて、夢を叶える。なんとかっこいいことか。現実問題、ここまでの決断はそう簡単にできるものではないが、母親の入院と家族が仕事一辺倒だった主人公に人生を振り返るきっかけを与え、本当にやりたかった事に目を向けさせる。
ほとんどの会社員がきっとにたような夢を持っていると思う。世知がない世の中だからこそ、自分自身の意志が生きていく上でとても大切なことなのだ。
映画自体はROBOTらしくとても丁寧に作られていて、わかりやすい。中井貴一をはじめ、男優陣がいい。映画を見終わったあと、人生にとって大切な事を友達同士で語ってみるのも良いかもしれない。(★★★☆)
◎RAILWAYS公式ホームページ
舞台となる、島根県東部を走る一畑電鉄、実は私にとっても思いでに残っている鉄道である。それは4年ほど前、写真サークルでこの地にロケに訪れ、松江しんじ湖温泉(駅に足湯があった)から畑電に乗る予定だったのだが、台風で土砂崩れがあり、電車が不通となってしまっていたのだ。仕方なく途中までタクシーで途中まで移動し、出雲大社に向かった。
あの時の電車、あの時の風景が映画の中に広がり、とても懐かしかった。
▼出雲大社駅で、畑電
