芸術に恋して★Blog★-マイレージ
現在の不況下にあって映画「マイレージ・マイライフ 」の切り口はとても理解しやすいものなのだろう。リストラ宣告人として働く主人公ライアンは家庭を持たず、出張でのマイレージをためることに人生の目標を見出している。
彼の人生の価値観はできるだけ、人は身軽で自由なほうが良い。というものだ。この考え方が正しいかただしくないかは別としてそんな彼は仕事は人の人生を大きく変えてしまう重責を負うのだ。だからこそ、彼は人と人との関わりを重視し人の人生を考える。自由人でありながら、人との関わりを重視する。このギャップの中から出てくる人間的な部分がこの映画もおもしろいところなのだと思う。
出張中に会う恋人、IT合理化人間の部下、合理的な結婚に悩む妹夫婦などの彼が直面する出来事が彼の人生観になんらかの変化をもたらしていく。人は一人では生きていけない。人は社会的な生き物である。そんな哲学的な人生観をこの不況下に生きる現代人に対してこの映画はとても説得力のある形で伝えてくれる。(★★★★)

この映画はエンドロールまでしっかりみてください。